SPARX:認知行動療法を学ぶための3D RPGゲーム
SPARXは、SmileBoom Co.Ltd.によって開発されたフルバージョンのゲームであり、没入型の3D RPG体験を通じて認知行動療法(CBT)の概念を学ぶことができます。元々ニュージーランドの国家プロジェクトの一環として開発され、SPARXはうつ病や不安を軽減する効果が証明されており、日本とアメリカでは保険の対象にもなっています。
このゲームは、日本のプレイヤー向けにローカライズされており、大人でも楽しむことができます。SPARXとは、スマート、ポジティブ、アクティブ、リアリスティック、Xファクター思考の頭文字を表しており、ゲームを通じてプレイヤーはバランスの取れたポジティブなマインドセットを育むための貴重な情報を学ぶことができます。
SPARXを使えば、CBTの学習は専門書を読むよりも手頃で楽しいものになります。このゲームは、ユネスコネットエクスプロ国際デジタル賞や国連が支援するワールドサミットアワードなど、数々の賞を受賞しており、その精神保健教育への革新的なアプローチが評価されています。
認知行動療法は、思考、行動、感情の関係に焦点を当て、個人がより健康的な思考パターンを身につけ、ネガティブな思考や感情に対処することを目指しています。SPARXは、うつ状態の対処、柔軟な思考、リラクゼーション技法、コミュニケーションスキル、問題解決戦略、感情の調整など、さまざまなトピックに関する実用的な情報をプレイヤーに提供します。
なお、SPARXの日本語版は、うつ病や他の精神障害の診断や治療を提供するものではありませんのでご注意ください。